意外と知らない?プロダクション・レーベル・レコード会社の違い

   2017/09/01

アーティストを目指してオーディションを受ける場合、主に音楽プロダクション・レーベル・レコード会社の3種類の選択肢があります。全て異なる機関なので正しい知識を理解した上で、オーディションに参加することが大切です。

音楽プロダクションとは?

『音楽プロダクション』は簡単に言えば芸能事務所のことを意味します。アーティストだけが所属している、または所属しているタレントの中で特にアーティストが多い芸能事務所を音楽プロダクションと呼びます。アーティストのマネジメントを行うのが主な役割です。CDをより多くの人に購入して貰うためには、テレビ出演・ライブ・CM撮影といったプロモーション活動が必要不可欠です。

これらの仕事をマネージャーが取ってスケジュールを組み、現場に同行してくれます。音楽以外の芸能活動をサポートしてくれるのが特徴です。そのため音楽以外の芝居・バラエティー・スポーツといった活動を、幅広く行いたい人に向いています。頻繁にオーディションを開催しているので、最も気軽に参加できると言えるかもしれません。

事務所には数多くのタレントが在籍し、仲間意識を抱いているケースが多いです。先輩や後輩と出会うことで芸能界で仲間を見つけることができるのは、音楽プロダクションのオーディションに参加するメリットに含まれます。特に同じオーディションで合格した人とは、良い関係を築きやすいです。大手音楽プロダクションなら、これから述べるレーベルやレコード会社を独自で運営していることもあり、CDの製造・販売・音楽以外の芸能活動、全てを1つの会社でトータルプロデュースして貰えることが魅力です。

スタッフが全員同じ会社に所属していることになり、アットホームな環境で活動できます。1つの会社でタレントをプロデュースするため、コンセプトがずれにくいというメリットもあります。単純に大手音楽プロダクションは資金があってプロモーション能力が高いため、オーディションに合格すれば芸能界で活躍しやすいです。

音楽レーベルとは?

『レーベル』はレコード会社の一部署を指します。実は1つのレコード会社に複数のレーベルが存在します。レーベルごとにアイドル系・シンガーソングライター系・ロック系など、イメージがあるものです。さまざまなジャンルのアーティストを所属させるとイメージが分かりにくくなるので、それぞれのイメージを統一するために複数のレーベルを運営しています。

同じレコード会社と契約しているアイドルグループでも、グループごとにレーベルを変えて特色を生かしたプロモーションを行なっている場合もあります。多くのアーティストと契約した方がレコード会社は儲かるので、このような手法が採用されています。ですので、アーティストが契約をするのはレコード会社ではなく、レーベルです。デビュー後、頻繁に接するのはレーベルのスタッフと考えておけば問題ありません。レーベルのオーディションに参加するメリットは、本当の実力を見て貰えることです。

音楽プロダクションよりも音楽に精通しているスタッフが多いので、歌唱力や演奏力をプロフェッショナルの目線から評価してくれます。ただし、オーディションに合格すると、縁のある音楽プロダクションを紹介されるケースがほとんどです。最近は音楽だけで活動していくのは難しい傾向にあるため、音楽プロダクションに所属して音楽以外の芸能活動も行っていく必要があります。CDの製造や販売は音楽のプロであるレーベル、アーティストとしての知名度を上げるのは芸能活動のプロである音楽プロダクションに任せるのが一般的です。

しかし、爆発的な人気が予想される人材であれば、利益を独占するために音楽プロダクションを紹介しないケースもあります。合格した場合は方針を聞いて、音楽プロダクションに所属するか自分で決めてください。また、『メジャーレーベル』と『インディーズレーベル』の2種類があります。メジャーレーベルとして認定されている大手レーベルは資金があり、広告・テレビCM・チラシなどさまざまなプロモーションを実施してくれることが特徴です。プロモーション能力が高いためCDが売れやすく、多くのアーティストがメジャーレーベルと契約することを目標に掲げています。

一方のインディーズレーベルは規模が小さいものの、オリジナリティー溢れるプロモーションを実施しています。小規模だからこそ、スタッフと良い関係性を築きやすいことが魅力です。インディーズレーベルで活躍しているアーティストも数多く存在します。オーディションを受ける場合、自分の実力に自信があり、スピーディーに有名アーティストになりたいならメジャーレーベルが向いています。規模を問わず早く現場で活動したいなら、合格のハードルが低いインディーズレーベルが最適です。

レコード会社とは?

『レコード会社』はCDの製造・プロモーション・現場同行など、音楽に関するあらゆる業務を行っている会社を指します。レーベルはCDの製造や販売に特化した部署で、それ以外の業務を行っているのがレコード会社と考えれば分かりやすいでしょう。昔はCDと一緒に音楽再生機器を販売している所がレコード会社、CDだけを製造・販売しているのがレーベルと区分されていました。

現在は多くのレコード会社で音楽再生機器を販売していないのでレーベルをまとめる会社をレコード会社、レコード会社の部署をレーベルと呼びます。レコード会社は大々的にオーディションを開催しているため、合格した時は一気に注目されます。

また、レーベルの時と同じように音楽プロダクションを紹介されるケースが多いです。このように機関によってオーディションの特徴が違うので、自分の目的に合った所を利用する必要があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。